photo credit: Remko van Dokkum via photopin cc
メタボを気にする歳頃なので、やはり脂肪燃焼という言葉には敏感。
その脂肪が燃焼しやすい運動があるならばやってみないとねってことで、
有酸素運動に適した心拍数を目標に走ってみよう。
夏の暑い日も暗くなる夜になれば結構涼しい。
しかもランニングと違い自転車は風をきってすすむ乗り物なので、
汗だくになんてならないはず。
しかしあまりの走りの軽快さにペダルをどんどん踏んでしまって、
はあはあ、ぜいぜいのトレーニングになってしまって脂肪燃焼どころか、
筋肉増強してる気がしてた。
そこで登場したのが心拍計のPolar F11だ。
この商品はすでに廃盤になっていて今は買うことが出来ないが、
胸にバンドを巻きつけ、そこで読み取った心拍数を腕時計で
リアルタイムに 知ることが出来る。
しかも身長、体重、普段の運動頻度などを入れておくと、
その日の心拍数から判断した最適な運動レベルを教えてくれる、
一種のトレーナーのような機能もありすぐれものである。
そのハートレートモニターを使って、有酸素運動に適した心拍数内で走ってみた。
『なんか、やりがいがないなぁ』 ってのが感想。
はあはあ、ぜいぜいだと運動してる!
って感じがするのだが、 有酸素運動レベルの心拍数に合わせると、
かなりのんびりペースになる。
ちょっとペダルを多く回すと心拍数が上限を超えるし、
のんびりし過ぎると下回るし。
ずっと平地なら簡単だが、上り坂や下り坂になると調節が難しいのもある。
でも、全体としてはのんびりサイクリングがあっているようで、
これなら妻や子供と一緒に走るのがちょうど良さそう。
しかし、もともとスポーツ好きのボクにとっては物足りないのだが、
ここはメタボを遠ざけるために我慢だなと考え、
夏はこのペースで毎晩走っていた。
2週間ほど毎晩自転車に乗ることを続けていると、
天気が悪くて乗れなかった日などは、
なんか気持ちが悪いというかスッキリしないことに気づいた。
身体が運動することに慣れてきたのか、
動かさないのが普通じゃないようになったような気がする。
いいことじゃないか!
運動する身体になったということがうれしくて、
もっと乗りたくなるのが単純な自分にはぴったり(笑)。
ただ、毎日毎日のんびりサイクリングも飽きてきたのも事実。
毎日約20kmほど走ってる。
ママチャリで20kmというと結構遠いと感じてた。
高校生の頃の通学は12kmほどだったが、
40分ほどかかって通学していた記憶がある。
このクロスバイクという乗り物はそういう距離感を壊してくれたね。
20kmなんてまじめに走ればすぐ到着する距離に思えるようになった。
実際は時速30km/hで走り続けても40分かかるんだけど、
その40分が短く感じるように走れる乗り物なんだな。
その20kmの距離をずっとサイクリングペースは
スピード大好きのボクにはちょっと物足りない。
なので、後半は気持ちの良いペースで走ることにした。
どんどんペダルを踏んで、
ギヤをあげて走ることで筋力アップも出来るのでは?
と勝手に考え、毎日気持ちよく脂肪を燃焼し、
帰宅直前には汗だくで走り、 爽快な気分でシャワーを浴びていた。
やっぱり早く走るってのも楽しくていいなと、
ゴキゲンで自転車生活を満喫していた。
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